浄化槽とは、各家庭ごとに設置されており、家の中で使用されるあらゆる排水が流れ込みます。その排水を浄化し、きれいな水にして放流する装置のことを浄化槽と呼びます。その浄化槽の性能の維持に必要なのが浄化槽清掃、浄化槽保守点検となります。浄化槽清掃は各市町村から許可を得た業者のみ、清掃作業が認められています。
浄化槽の維持管理では、年間の清掃回数や、保守点検回数は浄化槽法で定められおり、さまざまな点検項目が存在します。国の水質検査も毎年行われています。これらを怠ってしまうと放流先の水質の悪化や、皆様のご家庭での水回りの使用ができなくなる、などといった問題につながってしまいます。
トイレの水が流れない・・・お風呂の水の流れが悪い・・・
浄化槽の周りや、側溝から悪臭がする・・・
このようなトラブルが起きる前に、適切な維持管理を行う必要があります。
浄化槽には大きく分けて2種類
合併浄化槽・単独浄化槽があります。
合併浄化槽は家庭内の全ての水、キッチン・トイレ・風呂場・洗面所
すべての水が浄化槽へと流れ込み、これをきれいな水へと浄化し放流します。
一方、単独浄化槽とはトイレのみの水が浄化槽へと流れ込み仕組みとなってます。
この2種類の中でも、さまざまなメーカーが、多様な浄化槽をラインナップしており、これらを含めるとかなりの種類の浄化槽が存在します。
いずれも浄化槽法により、放流水の水質には厳しい基準が設けられています。
前述の通り、浄化槽法ではさまざまなルールが設けられています。
法定検査・浄化槽保守点検・浄化槽清掃について簡単にご紹介します。
法定検査(11条検査)とは毎年1回、各県に設けられた水質保全協会が検査を行います。
ここでは、(詳しい点検項目は省略します)放流水の水質はもちろんのこと、浄化槽の維持管理が適切に行われているか、浄化槽に不適切な故障個所はないか、などを検査します。
検査が完了し不適切な箇所があると、修繕が必要になってしまいます。改善報告書の提出も同時に行います。
保守点検だけをしていても、水質の悪化や汚物の溜まり具合によって清掃を入れなければ水質は良好に保たれません。
かといって清掃のみを定期的に行っていたとしても、必ずしも水質が良好に保たれるわけでもないのです。
浄化槽の維持管理とは、保守点検と清掃がセットになって初めて適切に維持できます。
保守点検業者と、浄化槽清掃業者、別々に依頼することも
もちろん可能ですが、
弊社ではどちらも一貫してご依頼いただけます。
浄化槽清掃と保守点検をセットにしたお得なプランもございますので、お気軽にお問合せください。